立憲・国民両代表が各々、神津連合会長と会談

2019年12月19日 07:00

 立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎代表が政権交代実現へ「一塊」になる協議をはじめることで合意したのを受け、それぞれが幹事長を伴って支援団体のひとつ、連合の神津里季生会長と18日、会談した。

 枝野代表は会談後「連合の皆さんにも温かく見守っていただき、できれば背中を押していただきたいとお願い申し上げた。(神津会長には)基本的に前向きにご理解いただいていると受け止めさせていただいた」と記者団に語った。

 院内会派が一塊になることを急ぐ背景には総理自身が疑惑当事者になっている「桜を見る会」問題が通常国会でさらに追及され、逃げ場を失った総理が逃げるために衆院解散・総選挙を選択することも可能性としてあるとの受け止めがあるとみられる。政権交代実現には小選挙区で自公候補に対峙できる候補1本化を早期に図る必要がある。いつ選挙があっても良い体制づくりが求められている。

 玉木代表は「国民にとってどういう大義があるのか、しっかり示す必要があることについて(神津会長と)一致した」とし、この日の党総務会では両党の幹事長が具体的に協議を進めていくことになった旨を報告した。(編集担当:森高龍二)