寒い日に楽しむデザートドリンクとは

2011年12月12日 11:00

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ダイドードリンコでは、生キャラメルでおなじみの花畑牧場と共同開発したデザート系飲料「花畑牧場 ティーオレ」と「花畑牧場 練乳ミルクセーキ」の2商品が好評を得ている。(写真は花畑牧場 ティーオレ)

暖かい冬、と言われているが12月に入り、寒さが一気に増している。北風に吹かれながら、会社へ通勤するOLや営業活動をするビジネスマン、部活帰りの学生たちなどはこの季節、気軽にカラダを温めることができ、疲れが吹き飛ぶような甘くてホットなドリンクが欲しくなるようだ。
そのような中、2012年の冬も各社から、そんなデザートに通ずるようなスイーツなドリンクがラインアップされている。

例えば、粉末タイプでは、明治製菓の「飲むスイーツSweets Cafe」シリーズとして、いちごとホワイトチョコが溶け合う「いちごとろけるホワイトラッテ」、ホワイトチョコとクリームチーズで、レアチーズの風味を再現している「レアチーズ風味のクリーミーラッテ」、カカオをふんだんに使ったビターなドリンクチョコレート「とろ~りショコラッテ」の3ラインアップが好評だ。各3袋入っており、子どもから大人まで、幅広い人気を得ている。また、ネスレはル パティシエールタカギの高木康政氏の監修の下、商品開発された「ネスレ ココアドール 白ココア」が女性から高い支持が獲得。マキシムのかぼちゃプリンの風味にエスプレッソを隠し味に添えた、クリーミーなデザートカフェラテ「スティックメニュー パンプキン・ラテ」はユニークなドリンクとして注目を集めている。

ペットボトルタイプとしては、カルピスの甘く熟した果汁を、乳原料でまろやかに仕立てた「ほっとフルーツオ・レ」や、日本コカコーラーのアッサム茶葉100%の厳選紅茶と国産牛乳・北海道産生クリーム、爽やかな苺の香りと、甘いミルフィーユの香りが贅沢にとけあった「紅茶花伝 苺ミルフィーユ ロイヤルミルクティー」などが登場している。

一方、缶ドリンクでは、伊藤園の北海道産”大納言小豆”を100%使用したおしるこ飲料「大納言しるこ」が今年も登場。さらにダイドードリンコは、生キャラメルでおなじみの花畑牧場と共同開発したデザート系飲料として、手摘みされた上質なセイロン紅茶を通常の約3倍量使用し、たっぷりのミルクと北海道産の生クリームで贅沢に仕上げた「花畑牧場 ティーオレ」と、厳選された北海道産の練乳に、たっぷりのミルクを加えた「花畑牧場 練乳ミルクセーキ」の2商品が好評を得ている。また、同社は主力の「ダイドーブレンドコーヒー」や「デミタスコーヒー」シリーズも今秋冬、さらに商品ラインアップを拡充。冬の定番ドリンクであるコーヒーという売れ筋商品の充実も図っているようだ。

2011年もあと少し、今年は3.11の震災をはじめ様々な出来事により、人々は贅沢をしない、という方向を自然と選択しているように感じられる。前へ、前へと頑張っている日常の中で、ホッとするブレイクタイムを演出してくれるドリンクの選択肢が増える。こんなささやかなことの積み重ねが、気持ちを安らげたり、奮起する大きな要因となるのではないだろうか。