Hondaは、高性能な水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒1000ccエンジンを搭載した大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR」をモデルチェンジし、12月15日に発売する。
今回のモデルは、スタイリングの基本コンセプトやエンジンの基本スペックは継承しながら、よりスポーツライディングを楽しめるよう、足回りを中心に大幅な見直しを行い、扱いやすさの向上を推進。スタイリングは、空力性能の向上とマスの集中化を図ったコンパクトなフォルムを引き継ぎながら、「スピード感」と「ダイナミック」をキーワードに、ウェッジシェイプを基調としたシャープで躍動感あふれる造形としている。また、フロントのノーズカウル下には、空気の流れをコントロールし、優れたハンドリングに貢献するチンスポイラーを新たに装備。車体は、操縦性能に大きく寄与する前後サスペンション構造および前後ホイール形状を変更し、ブレーキング時の安心感と加速時のトラクション性能と、スポーツライディング時の扱いやすさをさらに向上させる。
さらに、インストルメントパネルは視認性の高いフル液晶画面を新たに採用。ギアポジションインジケーター、サーキットでのスポーツ走行に役立つラップタイマーなどを加え高機能化し、スポーツライディングにふさわしい装備としている。カラーリングは、パールサンビームホワイトとヴィクトリーレッドの2色を用意。また、スーパースポーツ用として世界で初めて採用した電子制御式”コンバインドABS”を搭載したCBR1000RR<ABS>もタイプ設定している。