日産自動車、セールスを目的としない先進技術体験プログラム「HELLO NISSAN」を提供 ブランド体験型店舗が稼働

2021年04月04日 08:33

HELLO NISSAN

ブランド体験型店舗では、セールス活動を一切行なわないブランドクルーが「楽しく、分かり易く」日産の先進技術を説明し体験プログラムをサポートする

 日産自動車は、国内の販売会社5店舗において、日産の最新車両における先進技術が体感できる、ブランド体験型の店舗を本格稼働した。

 このブランド体験型店舗は、購入検討の初期段階の顧客にとってより来店し易い店舗形態で、日産ブランド体験を提供することを目的に、2019年秋に神奈川日産自動車の百合ヶ丘店にてトライアル運用を開始し人気を博した。

 日産は、この神奈川日産での成功例のもと、同店舗を含む全国5店舗にてブランド体験の提供を正式に運用し、これを皮切りに順次、全国展開を進めていくという。

 ブランド体験型店舗で提供する具体的な「HELLO NISSAN」プログラムはセールスを行わず、ブランド体験の提供を専門で行うスタッフ「日産ブランドクルー」による接客と、通常店舗では味わえない60分以上の長時間試乗で、日産車の先進技術がもたらすワクワクを安心して体感できるという。

 これまでのトライアル実施中には、「HELLO NISSAN」を実際に体験した方のうち、日産車に乗ったコトの無かった95%の人から、「ワクワクする体験だった」という高い評価をいただいたとも。

 日産の執行役副社長 星野朝子氏によると、「ブランド体験型店舗では、セールス活動を一切行わないブランドクルーが、楽しく、分かり易く、数々の日産の先進技術を説明し、体験プログラムをサポートする。まだ日産車を詳しくご存知ない方にも、興味がない方にも、必ず楽しんで、驚いて、感動していただけます。今回の本格稼働を皮切りに、今後は、もっと多くの店舗で、先進技術のもたらすワクワクをお届け出来るよう取り組んでまいります。」と説明した。

 ブランド体験型店舗で実際に行う試乗は、「ニッサン インテリジェント モビリティ」で推進する電動化・自動化技術を体験できる3つのコースから選択できる。電気自動車「日産リーフ」、プロパイロット2.0を搭載した「スカイライン」に加え、昨年発売された新型「ノート」e-POWERや、新型「日産キックス」e-POWERなどに試乗できるコースを用意している。

 当面の実施店舗は以下のとおりだ。神奈川日産百合ヶ丘店、群馬日産Kit-R太田店、松本日産松本店、浜松日産和田西店、愛知日産春日井インター店である。(編集担当:吉田恒)