Covid-19ワクチン接種意向8割超に。30代女性の3人に1人は未だ消極的。「安全性に不安感」

2021年08月09日 09:12

画・Covid-19ワクチン接種意向8割超に。30代女性の3人に1人は未だ消極的。「安全性に不安感」。

アーキテクトが新型コロナワクチン接種の意識調査。全体の80.5%がワクチン接種に前向きに。前回調査より増加。一方、30代女性の34%が消極的

 新型コロナの必要回数のワクチン接種率は3割に達した。当初は人口の60~70%の接種で集団免疫が成立し、その国は新型コロナの流行が終息すると考えられていた。しかしデルタ株の広がりを受けて分科会の尾身会長は、7月29日の国会で接種率70%でも集団免疫は成立しないとの見解を示している。菅総理大臣はワクチン接種による集団免疫確立を切り札としているが先行きは不透明だ。

 ワクチン接種については国民の中に少なからず抵抗感を持つものも少なくない。しかし、ワクチン接種が先行した諸外国での状況などから、徐々にワクチンへの不安は払拭され接種意向の者の割合は増加傾向のようであるが、若い女性を中心にワクチン接種への不安を持っている者も少なくないようだ。

 マーケティングリサーチのアーキテクトが7月下旬に1都3県の20代以上の600名を対象に「新型コロナワクチン接種に関する第2回意識調査」を実施し、30日にその集計結果を公表している。これによれば、「新型コロナワクチンを接種したいと思うか」という質問に対して、「すでに2回接種した」が20.%、「1回接種した」が25.0%、「これから接種するつもり」が35.5%で、合わせて80.5%が接種に前向きとなっており、これは6月の前回調査より10.4ポイント多くなっている。一方「接種するか悩んでいる」は12.0%、「接種しない」8.0%で、前回調査と比べ「悩んでいる」が9.8ポイント減と大幅に減少し、「しない」も1.7ポイントの減少となっている。

 年代別に見ると、「悩んでいる」と「しない」の合計は20代~40代の若い年齢層で2割を超えて多くなっており、特に30代では33%と最も多く、中でも30代女性の34%が最も多くなっている。「悩んでいる」、「しない」の理由を複数回答で聞いた結果では、「副反応が心配」が72.6%で最も多く、次いで「ワクチンの安全性に疑問を感じる」が60.7%、「しばらく様子を見てから考える」47.0%、「急いで作られた感がある(十分な検査が出来ていない気がする)」44.4%、「ワクチンの効果に疑問を感じる」28.2%の順で続いている。「安全性に疑問」は前回調査の49.7%から今回の60.7%へ11ポイントも増加している。

 レポートでは「『ワクチンの安全性に疑問を感じる』という意見が増加していることから、引き続き、ワクチンの安全性に対する不安を解消することが、ワクチン接種を加速させる有効な手段である」としている。(編集担当:久保田雄城)