総裁選と騒ぐなら総裁だめを自認するようなもの

2021年08月26日 06:32

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は24日の記者会見で、昨年の自民党総裁選挙からわずか1年で総裁選挙と騒いでいるのは自分たちが選んだ総裁がだめだったということを自ら認めているようなもの、と提起し、コロナ禍の中で対応が求められるなか、自民党が総裁選挙で政治空白を作るようなことは現況すべきでない旨を強調した。

 福山氏は「感染拡大が進む中、(総裁選挙で)本当にそのような政治空白を作っていいのかどうか、いささか疑問に思う」と述べ「わずか1年で総裁選と騒いでいるということは、自分たちが選んだ総裁が『駄目だった』ということを自ら認めているようなもの。私どもは総裁選の政治空白や衆議院選挙の政治空白ができることを懸念している」と語った。

 そのうえで「いち早く国会を開いて、その手当を早めにすべきと考えている。補正予算、そして本当に一定の新しい規制が必要で、法律の改正が必要なら、政府は臨時国会を開いて、きちんと野党や国民に対する責任を果たしていただきたい」と政府・与党に求めた。