岸田文雄総理は１９日開いた政府・与党政策懇談会で経済対策について「規模は財政支出５６兆円程度、事業規模７９兆円程度と国民の皆様に安心と希望をお届けできる十分な内容になっている」と語った。
そのうえで「補正予算を速やかに編成し、年内にできるだけ早い成立を目指す」とし、成立後は経済対策を全力で執行し、当事者ニーズを踏まえながら、地方公共団体とも連携し、スピード感を持って届けていきたい」とした。
岸田総理は「この経済対策は新型コロナ対策に万全を期し、コロナ禍で厳しい影響を受けた方々に寄り添って万全の支援を行うとともに、科学技術立国、デジタル田園都市国家構想、経済安全保障といった『成長戦略』と人への投資の強化、公的価格の在り方の見直しなど、『分配戦略』の２つを車の両輪に、新しい資本主義を起動し、成長と分配の好循環を生み出していくためのもの」と強調した。（編集担当：森高龍二）
