MAZDA、新型ミッドサイズクロスオーバーSUV「MAZDA CX-90」を米国で初公開

2023年02月05日 10:18

MAZDA CX-90

3.3リッター直6ガソリンターボ・マイルドハイブリッドと、2.5リッター直4ガソリンエンジン「e-SKYACTIV PHEV」を搭載するエンジン縦置きFRベースのラージ商品群のフラッグシップ新型SUV「MAZDA CX-90」

 マツダの北米事業を統括する「マツダノースアメリカンオペレーションズ(Mazda North American Operations)」は、新型ミッドサイズSUV「MAZDA CX-90」を初公開した。

 マツダはグローバルに需要が高いSUVラージ商品4車種を2023年までに導入予定だ。なかでCX-90は、昨年導入したCX-60に続く、「走行性能」「環境安全性能」を大幅に進化させたラージ商品の第2弾だ。ラージ商品群の導入により、各市場の特性や顧客ニーズに応えるSUVラインアップを拡充することで、ブランドのさらなる成長を図る考えだ。

 CX-90は、重要市場である北米の顧客ニーズに対応して新たに開発した製品。「For the Voyage of your life(人生の航海のために)」のコンセプトに基づき、運転する愉しさや、家族や友人など多人数でのドライブをさらに楽しくする快適性や機能性、安全性能を高めたワイドボディ3列シートSUV。マツダの新たなフラッグシップモデルとして今春、米国より導入するという。

 パワートレインは、48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた新開発3.3リッター直列6気筒ガソリンターボと、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン搭載のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」を採用。エンジンはフロントに縦置き搭載し、後輪を駆動する新世代アーキテクチャーとの組み合わせ、優れた環境性能を提供する。

 また、乗員全員にとっての快適な室内環境に注力。全席において室内空間を拡げるとともに、3列目には3人掛け用シートや専用の空調吹出し口を設定した。さらに、運転に必要な情報を直感的に認識できるシースルービューや大型アクティブドライビングディスプレイの採用により、ドライバーの運転をサポートする。

「MAZDA CX-60」と「MAZDA CX-80」の主要導入市場は欧州、日本、その他地域。「MAZDA CX-70」と「MAZDA CX-90」の主要導入市場は北米、その他地域となる。(編集担当:吉田恒)