政府はデジタル田園都市国家構想実現会議の下に構想実現のための「デジタルライフライン全国総合整備計画策定会議」と「交通のリ・デザイン・地域の社会的課題解決を一体的に推進するための会議」を設置する。
岸田文雄総理が経済産業大臣と国土交通大臣に設置を指示した。岸田総理は今月2日の会議で「デジタル田園都市国家構想の実現のためにはデジタルインフラの整備とともに、デジタル技術を用いて暮らしに必要なサービスが提供されるリアルな環境を整備していく、デジタルとリアルの融合の観点が重要だ」として、会議設置を指示し、具体化を急ぐ姿勢を示した。
デジタルライフライン全国整備計画を今年度中に策定し、来年度にドローン航路や自動運転支援道の設定、インフラ管理のDXなどを開始し、先行地域での実装を実現したい意向。
また3D都市モデルやデータ連携基盤そのほか、ウラノス エコシステムで整備するソフトインフラについても全国展開や社会実装を推進するとしている。(編集担当:森高龍二)