平成24年度予算編成に関する政府・与党会議が18日開かれた。日本再生重点化措置に振り分ける約7000億円について、齋藤勁(つよし)内閣官房副長官を座長とする実務者会合で重点化措置の配分毎に優先的、重点的に配分する項目を具体的に選定し、12月上旬までに政府・与党会議に報告するよう野田佳彦総理から指示が出された。また11月下旬に中間報告が出される予定。藤村修官房長官が明らかにした。
実務者会合のメンバーは10人で、政府側から6人、与党側から仙谷由人民主党政調会長代行、亀井亜紀子国民新党政調会長ら4人が参加する。
藤村官房長官によると、この日の会議で野田佳彦総理から(1)実務者会合は重点化措置に係る要望について各府省からヒアリングを行うこと(2)その結果を踏まえて、政府・与党会議に(11月下旬に)中間報告を行うこと(3)さらに12月上旬までに重点化措置の配分毎に優先的、重点的に配分する項目を具体的に選定し、政府・与党会議に報告するよう指示が出されたと語った。
(編集担当:福角忠夫)