立憲民主党の蓮舫参院議員は27日、党本部で、6月20日告示、7月7日投開票で実施される「東京都知事選挙に立候補する」と発表した。
蓮舫氏は「20年間の国政経験、全ての予算委員会で質問に立ってきた。10人の大臣に向き合ってきた」と述べ「行政改革に最も力を入れてきた」ことなどの成果も踏まえ「改革の果実を政策の財源にあてて格差や困っている人たちに充ててきた」と、都政運営も同じ姿勢であたっていくとの思いをアピールした。
蓮舫氏は「先の衆院補選(長崎3区、島根1区、東京15区)で私たちの仲間の立憲民主党の議員が選ばれた。昨日(26日)の静岡県知事選挙でも静岡県民は野党候補を選んでくれた。国民の声ははっきりしている」と強調。
はっきりしていることが「裏金議員、政治とカネの自民党、その自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい」ということであり「その先頭に立つのが私の使命だと感じている」と断言した。
蓮舫氏は「裏金議員・政治とカネの自民党をゼッタイに許さない。納税者の気持ちは誰よりも考えなければいけない。都民の思いに寄り添いたい」と語った。立ち位置について「反自民党政治、非小池都政の姿勢で都知事選に臨みたい。また公約の中で『行革の本気度』を示していきたい」とした。(編集担当:森高龍二)