中谷元防衛大臣は8日の記者会見で「5年間で43兆円」としている防衛費の増減や財源確保問題について、記者団の問いに「防衛省としては防衛力整備計画において5年間で43兆円程度という金額の範囲内で必要な防衛力強化をしっかり行っていく考え」とし「金額を変更したり、超過するというようなことは現時点では考えていない」と明言した。
財源問題について中谷大臣は「自民党も税調が設けられて協議されているようであり、与党のですね、税調の議論を踏まえて最終的に決定されるものではないかと思う」と答えた。
中谷大臣は記者団から岸田政権のときは衆参両院の選挙時、防衛費をGDP2%にすると公約に掲げていたが、今回の選挙ではそれが無かったと思う。理由はなぜか。2%を下げるというよう考えはあるのか、あるいは今の防衛力整備計画も見直しするようなことがあるのかと聞かれて答えた。(編集担当:森高龍二)