野田総理 3党合意遵守の姿勢を強調

2011年09月27日 11:00

 野田佳彦総理は26日の衆議院予算委員会で、岡田克也民主党前幹事長から衆参ねじれ国会で野党の理解を得ながらの政権運営にあたる総理の考えを質され「政府・与党で意見を集約し、誠心誠意、与野党協議で政治を前に進めることが基本中の基本」と述べた。

 岡田前幹事長が「3党(民主・自民・公明)合意を基本にすえて3次補正を組まれるべきと思うが」と質したのに対し、野田総理は「民主党代表選挙決選投票時の5分のあいさつで、わたしは財政再建に取り組む、基本的な課題を先送りしない姿勢を述べ、3党合意を明確に守ることをあげて代表に選ばれた」とし、組閣前には谷垣自民総裁、山口公明党代表に「私を信頼して下さいと申し上げた」と説明し、3党合意を遵守していく考えを改めて強調した。
(編集担当:福角忠夫)