商品券事案「ひたすら誠心誠意、努力する」総理

2025年03月19日 06:07

 石破茂総理は懇談会に出席の自民1期目衆院議員の事務所に1人あたり10万円の商品券を土産物代わりに贈った事案について、これまでの国会での答弁で国民の理解を得られたと思うかについて「更なる努力が必要と思っている」と自戒を込めて話した。

 石破総理は「本当に御本人に対しても、長く支えてこられた御家族に対しても、本当に長いこと大変だったね、お疲れ様、御苦労様、ありがとうと、それ以外の何物でもありません」と贈った趣旨を強調。

 そのうえで「公職選挙法にも、政治資金規正法にも、触れるものではございませんが、一般の感覚からすると違うよね、ということは、これはもう御理解が得られたとは思っておりません」と陳謝。
 
 石破総理は「御理解を得るためには更なる努力というものが必要というふうに思っておりますし、ただただ、ひたすら誠心誠意、努力するほかにないということと思っております。法的にどうというお話と、感情として納得できるかどうかは全く別のものということはよく承知をいたしております」と心境を語った。(編集担当:森高龍二)