靖国神社 総理・閣僚は公式参拝しないと総理

2011年09月05日 11:00

 野田佳彦総理は2日夕の記者会見で靖国神社への参拝について「総合的に判断する必要がある」として「総理・閣僚は公式参拝しない」と菅内閣と同様に対応する考えを示した。韓国はじめ中国への外交的配慮を含めた措置として評価できる。

 また、野田総理は今回の組閣人事や党執行部人事について「適材適所で行った」とし、その視点で判断した人事ではあったが「人事には心を砕いた」と党内融和、挙党態勢づくりに苦心したことを隠さなかった。

 さらに、自らの内閣についてのキャッチフレーズについては「敢えて言わない。泥臭く仕事をし、政治を前進させていく中で、国民が名づけるもの」とした。

 円高に対する対応では第3次補正予算の中で企業の立地補助金なども考えるとする一方、円高メリットを生かす意向も示した。そのうえで、日銀と緊密に連携し、問題意識を共有して金融政策をとって頂くようにしていきたいとした。
(編集担当:福角忠夫)