【速報】3月貿易黒字6670億円 輸出は過去最高

2026年04月22日 08:57

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3月の貿易黒字6670億円 輸出額は11兆円超で過去最高を更新

今回のニュースのポイント

輸出額が過去最高を更新:財務省が22日に発表した3月の貿易統計速報によると、輸出額は前年同月比11.7%増の11兆33億円に達しました。これは1979年の統計開始以来、全月を通じて過去最高の金額です。

2カ月連続の貿易黒字:輸出から輸入を差し引いた貿易収支は6670億円の黒字となりました。前年同月比では25.9%の増加です。

輸入も高水準で推移:輸入額は10.9%増の10兆3363億円 。通信機(46.2%増)や非鉄金属(59.2%増)、半導体等電子部品(31.6%増)が全体を押し上げました。

対アジア輸出が過去最高を記録:地域別ではアジア向け輸出が15.9%増の6兆1300億円と好調で、8カ月連続の増加となりました。

 財務省が22日に発表した2026年3月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は6670億円の黒字となりました。黒字は2カ月連続で、前年同月の5298億円から25.9%増加しています。

 輸出額は前年同月比11.7%増の11兆33億円と、7カ月連続で増加しました。これは昭和54(1979)年の統計開始以来、全月を通じて過去最高の金額となります。品目別では、世界的な需要回復を背景に半導体等電子部品が29.3%増、非鉄金属が44.8%増と大きく伸び、全体を牽引しました。

 一方、輸入額は10.9%増の10兆3363億円で、こちらも2カ月連続の増加となりました。特に通信機が46.2%増、非鉄金属が59.2%増、半導体等電子部品が31.6%増と顕著な伸びを示しています。また、平均為替レートは1ドル=156円60銭と、前年同月比で4.7%の円安となっており、輸出入双方の金額を押し上げる要因となりました

 地域別では、アジア向け輸出が15.9%増の6兆1300億円に達し、過去最高を記録しました。米国向け輸出も3.4%増の1兆9406億円、EU向けは18.2%増の1兆552億円といずれも堅調に推移しています。

今回の結果は、円安という追い風に加え、先端技術部品の旺盛な需要が、日本の輸出競争力を支えている構図を鮮明にしました。この構造は、アジアの製造業やデータセンター投資の回復と、日本の高度な部材供給能力が強く結びついていることを示しています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)