日経平均、寄り付きは反発か 米株大幅高で買い先行

2026年05月01日 05:56

0205_044

日経平均反発スタート 米株高を受け買い優勢

今回のニュースのポイント

5月1日の日経平均株価は、前日の米国市場でダウ平均が790ドル高、ナスダックが219ポイント高と主要3指数が大幅上昇した流れを引き継ぎ、反発して始まる見通しです。米長期金利の安定や良好な企業決算を背景にリスク選好が回復しており、前日に6万円の大台を割り込んだ日本株にも自律反発を狙った買いが先行する可能性があります。寄り付き直後に再び6万円台を回復し、その水準を維持できるかが本日の相場の焦点となります。

本文

 5月1日の東京株式市場で日経平均株価は、米国株の大幅上昇を受けて反発して始まる見通しです。前日の下落で心理的節目の6万円を割り込んだ後の動きとして、自律反発を狙った買いが先行する展開が想定されます。

 前日の米国市場では、主要3指数がそろって上昇し、リスク選好の動きが強まりました。ダウ工業株30種平均は前日比790.33ドル高の4万9,652.14ドル、ナスダック総合指数は219.07ポイント高の2万4,892.31、S&P500種株価指数も72.93ポイント高の7,209.01(約1%の上昇)と、大きく値を上げました。米長期金利が落ち着きを取り戻すなか、主要企業の決算への安心感もあり、特にハイテク株やグロース株を中心に買いが広がっています。

 こうした米株高を受け、東京市場でも投資家心理の改善が見込まれます。前日の日経平均は6万円の節目を割り込み5万9,284.12円まで下落しましたが、前日の下落幅(600円超)に対する反動もあり、足元では短期筋による売りポジションの巻き戻しや個人投資家の押し目買いが入りやすい環境にあります。

 寄り付きのポイントとしては、先物主導で買いが先行し、指数は前日終値からギャップアップで始まる展開も想定されます。ただし、史上初の6万円台到達後の調整段階にあることから、高値圏での利益確定売り意欲も依然として根強く、戻り局面では戻り売りとの綱引きになる展開も想定されます。

 本日の焦点は、日経平均が6万円台を回復・維持できるかです。節目の水準を再び上回り、下値の固さが確認できれば上昇トレンド継続への期待が広がる一方、戻りが鈍ければ調整局面の長期化に対する警戒感が高まりそうです。国内企業の決算発表が本格化するなか、米国の金利動向や為替(ドル円)の推移をにらみながらの神経質な展開となる可能性があります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)