日立製作所と日本オラクルは、日立の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」に搭載されているサーバ仮想化機構Virtage(バタージュ)による仮想化環境で、オラクルのデータベース・クラスタリング技術「Oracle Real Application Clusters」のシステム稼働検証を共同で実施している。
本検証に基づき、オラクルは、「Oracle Real Application Clusters」の稼働が可能なハードウェアの論理分割方式による仮想化環境として、Virtageを認定。同時に、両社は本認定に基づき、「日立―オラクルVirtageソリューションセンター」を13日より開設している。
両社は、同センターでのシステム検証を通して、Virtageとデータベースソフト「Oracle Database 11g」や「Oracle Real Application Clusters」を組み合わせたデータベースシステムの構築・統合に向けてのコンサルテーションや事前評価などを実施している。
また、オラクルは次期「Oracle Database」製品の開発・テスト環境にVirtageによる仮想化環境を利用しており、両社は、今後も仮想化環境に特有の運用ノウハウの蓄積や製品サポートの拡充を進め、さらに効率的なデータベースシステムを提供していく。