東日本大震災に被災した家族の世帯主から生活保護の相談が3月、4月の2ヶ月間に2019件あり、757件が申請され、549世帯で生活保護が開始されたことが、厚生労働省の調べで分かった。
生活保護が開始された世帯を累計別にみると、高齢者世帯が122世帯、次いで障害・傷病者世帯112世帯、母子世帯47世帯、その他の世帯268世帯になっていた。
被災地別では福島県が335世帯、宮城県が116世帯、茨城県が58世帯、岩手県が31世帯、青森県が3世帯、その他が6世帯。
避難先では賃貸住宅が189世帯と最も多かった。次いで知人・親族宅(102世帯)、避難所(101世帯)、医療機関に入院(91世帯)、仮設住宅(4世帯)、その他(62世帯)だった。(編集担当:福角やすえ)