電気自動車など革新的自動車技術に関する国際基準の策定や車両型式認証相互承認制度の構築に向け、日本が国際化にリードするためには行動計画を策定し、この計画の下に実効をあげる必要があるとして、国土交通省が昨年秋設置した自動車基準認証国際化ハイレベル会議の第2回会合が6日、国交省幹部コーナー会議室で開かれる。今回から実質審議に入る。
昨年11月26日の第1回会合では石谷久委員(東大名誉教授)、大橋哲郎委員(独法・交通安全環境研究所理事長)、鎌田実委員(東大教授)、志賀俊之委員(日本自動車工業会会長)、中倉健二委員(日本自動車タイヤ協会会長)と信元久隆委員(日本自動車部品工業会会長)の代理人のほか、津川祥吾国交大臣政務官、宿利正史国土交通審議官らが出席。「自動車産業の競争力確保の観点から、日本にも権威・見識のある認証機関が必要」との方向性なども提示された。(編集担当:福角忠夫)