各社で携帯やスマートフォンの地震情報取得機能導入

2011年04月20日 11:00

 ソフトバンクモバイルは、2011年度上期に発売する一部機種および下期以降に発売する3G携帯電話とスマートフォンにおいて、緊急地震速報機能を搭載すると発表した。

 現在発売している機種で、同機能を搭載するのは「DELL Steak 001DL」や「GALAPAGOS 003SH」「HTC Desire X06HT」など合計7機種。これらに関しては、ソフトウェアアップデートにより、順次提供を開始する。また、iPhone用では既に、アールシーソリューションより、アプリケーション「ゆれくるコール”for iPhone」を提供している。

 一方、ウェザーニューズでは、iPhoneおよびアンドロイド向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」に、津波や落雷、注意報、警報などの自然災害に関する最新情報を提供するスマートメッセージ機能を追加した。メッセージ機能やプッシュ機能を利用し、早急に情報を発信することで、迅速な避難行動を促す。また、アンドロイド向けには、地震の発生と雨雲の接近を知らせる機能も追加。新たに5つの通知サービスを開始した。

 東日本大震災により、様々な企業が地震に向けた機能の開発を行っている。避けることのできない自然災害だからこそ、このような機能を駆使し備えることも重要といえるのではないだろうか。