富士重工業、東日本大震災による影響を発表

2011年03月24日 11:00

 富士重工業が、東日本大地震による工場操業への影響について発表している。

 同社の自動車部門を担う群馬製作所内の5つの工場は、取引先各社の地震による影響ならびに電力供給の状況に鑑みて、完成車の生産については24日まで操業を停止。なお、海外生産用部品は23日から、補修用部品は24日から、準備が出来るものから生産を順次再開していく。

 また、産業機器事業の拠点である埼玉製作所は15日より稼動確認が終了した生産ラインから順次生産を開始。航空宇宙部門及びエコテクノロジー部門の拠点である宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)は地震による影響はあったものの、被害が大きくなかったため 14日より通常通りの操業を行っている。