政府は茨城、栃木、群馬、福島の4県に対しホウレンソウ、カキナなどの出荷規制を行っているが、厚生労働省は23日、これら4県に隣接する宮城、山形、埼玉、千葉、新潟、長野の6県に対して野菜などへ放射性物質の検査を行うよう厚生労働省食品安全部長名で通達した。
すでに埼玉県や新潟県では独自調査を行っているが、宮城県では検査機器がさきの津波被害を受けていることから、国の検査機関を利用するなど厚生労働省との間で調整が必要になっている。また、山形県、千葉県でも厚生労働省と調整しながら取り組むことになる。(編集担当:福角忠夫)