平田健二民主党参議院幹事長は1日、民主党マニフェストの検証作業を進めるため、党内に来週頃に検証のための委員会が設置される予定だが、「理念であるとか(基本部分について)そう簡単に変えて良いものでない」とした。
また、平田氏は「個人に直接近いところに政策を実行することによって景気を回復させるという考え」も背景に、4K(子ども手当、高校授業料の無償化、高速道路の無料化、農家への戸別所得補償)を「実行した」。「時期が景気後退の中で、こうした政策を実行したため、財政が厳しいのは事実だ」としながらも、公約実現に努めていることを語った。
子ども手当に対する所得制限の設定要求など、野党から出ている意見などについて、平田氏は「見直さなければいかんかな、という部分もある」と素直な感想をもらした。
(編集担当:福角忠夫)