枝野幸男官房長官は18日の記者会見で「北方領土の問題は日本全体の問題として国民のみなさんに共有頂くことが大事」と語るとともに「日本の北方領土に対する立場は明確だ」と強調した。
枝野官房長官は19日から2日間の日程で北方対策担当大臣として北海道の根室管内を訪問し、元島民や地元関係者から意見を聞くとともに、北方四島を上空と納沙布岬から視察する。
視察にあたって枝野官房長官は「島民の皆さんの思いをしっかり受けとめさせて頂いて、いろいろなルートで私の方から、この問題を国民全体の共有の課題であるということを高めていきたい」と話した。
また、アイヌ政策を担当する官房長官としてアイヌ民族博物館を視察し、地元関係者から意見を聞く、とした。
(編集担当:福角忠夫)