各社、環境に配慮したレンタカー・カーシェアリング事業を展開

2011年02月02日 11:00

 マツダレンタカーはパーク24<4666>と協働し、兵庫県姫路市に新たにオープンする環境配慮型の商業施設「ロックシティ姫路ショッピングセンター」へカーシェアリングサービス「タイムズプラス」を導入する。

 同施設が”環境配慮型”であるというコンセプトに合わせ、トヨタハイブリッド車の「プリウス」を含め2台の車両を設置。ショッピングセンターで買い物をするユーザーへのサービス提供となることはもちろん、近隣住民の方にもショッピングセンターを発着点として、マイカー感覚でクルマを気軽に利用できることで、施設への来店機会の増加を促進するという。

 兵庫県内におけるタイムズプラスは現在33カ所37台(2010年12月末)で、2011年10月までに大阪・神戸・京都の3都市で、約750台の車両を配備する。「タイムズ」にカーシェアリング車両を配備することで、日常利用・出張先での利用を促進。今後も、商業施設をはじめカーシェアリング車両の配備を加速。利用しやすい環境を整備することで、更なる利便性の向上と市場の早期創出を図る。

 また、オリックス自動車は、環境に配慮したサービスの一環として、日産自動車の電気自動車(以下「EV」)「日産リーフ」をレンタカー、カーシェアリング事業で合計130台導入。レンタカー事業では2月1日より北海道を除く各エリアに順次配備し(2月末配備完了)、カーシェアリング事業では3月15日より沖縄エリアで利用が可能となる。

 同社はこれまでも三菱自動車のEV「i-MiEV(アイ・ミーブ)」をレンタカー車両として合計20台導入。またカーシェアリング全車両にカーボンオフセット取り組みを導入したりするなど、環境に配慮したサービスを提供してきた。今後も、自社の事業活動における環境対策を推進するとともに、ユーザーの環境負荷低減に対する活動をサポートしながら、EV、ハイブリッド車などさまざまな車種ラインナップを取り揃えることで、環境にやさしいクルマに乗る楽しさを提供する。