菅義偉官房長官は安倍政権発足から3ヶ月を経た感想を記者団から求められ、25日「とにかく、ただひたすらに国民の期待に応えたいとの思いで、前へ前へと歩み続けている」と語った。
菅官房長官は、特に「日本経済の再生、震災からの復興、危機管理の徹底。これに取り組んできた3ヶ月だった」と振り返った。
また、3ヶ月の成果については「100の言葉より、ひとつの結果との思いで取り組んでいる。そうしたことが、ひとつひとつ、国民のみなさんに理解され始めていると思う」と高い支持率などを背景にして述べた。
菅官房長官は「円高、デフレからの脱却、その方向性が見えてきたのではないかと思っている」とも語り「推進してきた政策に間違いはなかったと思う」とした。また、「ここからさらに進めていきたい」とも語った。
また自公民3党で今国会での衆議院議員定数の削減などをめざすとしていることについて「(一票の格差是正に向け、衆議院小選挙区での)0増5減を1日も早く成案を得るように努めていきたい。同時に、今国会で定数是正も含めて、それぞれの政党会派が懸命に取り組んでいるので、一定のめどが立てば良いと思っている」と語った。(編集担当:森高龍二)