女性誌購読者は非購読者に比べ化粧品金額約2倍

2010年12月14日 11:00

 女性誌の購読者は女性誌を買わない女性(非購読者)に比べ、ファッション、化粧品で1ヶ月に使う金額が約2倍、バッグ・靴で2倍以上、ジュエリー・アクセサリーでは3.4倍と、これらの商品群に購買意欲が強いことが大日本印刷とエムズコミュニケイトが行った「女性誌の媒体特性と購読者の意識・行動に関する調査」で分かった。

 大日本印刷が13日発表したところによると、大日本印刷とエムズコミュニケイトは今年3月に15歳から34歳までの女性4000人を対象にインターネットを使って、ライフスタイルや生活水準をはじめ、トレンド感度、約20商品ジャンル別でお金のかけ方、情報の集め方、情報源とするメディア(約30の目的別)、女性誌の読み方、女性誌の購入・閲読経験(主要約40誌別)、女性誌に対する意識、女性誌に掲載されている広告(タイアップ含む)の読み方などについて調査した。

 その結果、「購読者は女性誌を購入しない非購読者層(書店などでの閲読者も含む)に比べ、ファッションでは1万736円と非購読者の5685円の約2倍、化粧品は5276円と非購読者の2517円に比べ2倍、外食・グルメ、旅行、金融・保険商品、乗用車など、多様な商品・サービスに関心が高く、消費行動も活発」ということが分かったとしている。また、女性の約半数が、女性誌を3ヶ月に1冊以上購入していることも分かった。
(編集担当:福角やすえ)