帝国データバンクは全国メーンバンク調査の結果を30日、公表した。
全国でメーンバンクとして認識している企業数が最も多かったのは三菱東京UFJ銀行の10万996社で、全事業所(帝国データバンクのデータベースに収録された135万社)の7.49%のシェアを占めた。
2位は三井住友銀行(7万9318社)、3位はみずほ銀行(5万9618社)だった。
地方銀行63行の中では千葉銀行がトップで1万8560社、第二地銀42行の中では北洋銀行がトップで2万3112社と北洋銀行は全ての銀行のランキングでも5位に入っていた。
業種別では建設業、製造業、卸売業、小売業、運輸・通信業、サービス業の全ての業種で上位3位までをメガバンク3行(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行,みずほ銀行)が占めた。この構図は前年と変わっていないと帝国データバンクでは報告している。
ただ、建設業を除く6業種では、メガバンクの中小企業に対する貸し出しが減少していることも浮き彫りになっていた。
(編集担当:福角やすえ)