沢井製薬、第2四半期は増収増益も通期での売上高予想は下方修正

2012年11月09日 11:00

 沢井製薬<4555>が、平成25年3月期第2四半期決算を発表。連結累計期間の売上高は前年同期比20.5%増の384億4600万円、営業利益は同16.7%増の80億3900万円、経常利益同16.9%増の82億400万円、当四半期純利益同25.1%増の54億7200万円となった。

 「薬局における薬剤情報提供文書を活用した後発医薬品に係る情報提供の評価」「後発医薬品調剤体制加算の見直し」「一般名処方の推進」等の様々な制度改定が導入されるなど、使用拡大に向けた検討が進められているジェネリック医薬品業界。その一方で、大手メーカー同士の業務提携など業界再編の動きも活発化しており、競争が激しくなっている。こうした中、同社は、販売会社ルートの売上高は成長がやや鈍化したものの、卸ルートは好調を維持。また、納入実績も病院・診療所向けは伸び悩んだものの、薬局向けが好調であった。結果、売上高はほぼ計画通りの2割増を達成し、営業利益率も20%台を維持している。

 なお、ジェネリック医薬品の使用拡大のペースが鈍化していること等から、通期の連結業績予想における売上高を820億円から800億円に下方修正。一方で、営業利益及び経常利益については、当初の公表予想値を据え置いている。