富士通<6702>は、携帯電話とパソコンを活用した新しい健康サービス「深体創工房(しんたいそうこうぼう)」の提供を8月10日より開始する。
「深体創工房」は、携帯電話のセンサーとパソコンを使って日々の活動状況や体の変化などの情報をネットワーク経由で専用のサーバに記録し、毎日の健康管理を簡単にする健康増進サービス。富士通製携帯電話の3D加速度センシング・解析技術を活用して取得した、より正確な身体活動情報と、健康機器との連携で体重や体脂肪などの情報を、ネットワーク経由で「PHR(Personal Health Record)」を格納する専用のサーバに自動で転送する。日々のからだの変化は、パソコンからカレンダー日記やグラフなどでチェック可能。コースは自身の活動を記録して手軽に健康管理できる「からだはじめてコース」、1カ月もしくは3カ月のプログラムで”なりたい自分の理想のからだ”をつくる「からだデザインコース」が用意されており、目的別に選択できるという。
健康増進プログラムは、予防医学と行動医学の専門家の知見に基づいて設計されており、個人の生活習慣や性格・行動パターンを把握することで、一人1人に合わせた効果的な運動プログラムが提案可能。また、自分の目的にあった目標を設定できるので、自分のペースで理想のからだづくりに取り組める。
利用者には先週1週間の活動状況を振り返るアドバイスメール「からだ健康通信」を週に1回配信。さらに、からだはじめてコースの利用者には、ユーザー一人ひとりに合わせたアドバイス「からだはじめて通信」を1日1回、からだデザインコース利用者には、測定結果を基にしたアドバイス「からだデザイン日報」を毎日配信するという。料金は無料となっている。
同社は今後、同サービスを通じ、ICT(Information and Communication Technology)による個人の生活の質(QOL=Quality of Life)の向上を目指し、「豊かで安心な社会の実現」に向け、ユーザーの健康と快適な暮らしをサポートしていく。
(編集担当:宮園奈美)