スポーツ指導者資質向上へ有識者会議設置

2013年04月10日 20:19

 柔道女子日本代表チームで指導に暴力が横行していた問題など相次いで暴力を用いた指導があったことを踏まえ、文部科学省は暴力によらず、スポーツ・医科学に立脚したスポーツ指導のあり方を検討するため、福井照文部科学副大臣の下にスポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議を設置した。12日に初会合を開く。

 有識者会議ではスポーツ指導のあり方やスポーツ指導者の諸外国や国内での養成や研修の状況把握をするとともに、改善方法などについて検討することにしている。

 有識者会議は尾縣貢筑波大学体育系教授はじめ眞藤邦彦広島文教女子大学教授、平野裕一国立スポーツ科学センタースポーツ科学研究部長ら6人で構成。来年3月末までに有識者会議としての検討結果をまとめる。(編集担当:森高龍二)