建設機械メーカーである日立建機 <6305> は、7月12日に運転質量2.78tの「ZC35C」と運転質量3.60tの「ZC50C」振動ローラーの2機種を発売。どちらもオフロード法の排出ガス第3次規制値と、国土交通省指定の超低騒音型建設機械の基準値をクリアした、環境に優しい道路機械となっている。
今回発売する2機種は、CC135C-3AおよびCC150C-3Aの後継機で前輪は鉄のドラム、後輪はタイヤというコンバインド型。乗り降りが楽な低床・階段式のヒューマンステップを採用し、コンパクトかつ低重心の設計で視界が良く、安全、快適な操作性を実現している。
また、調整機能の付いた2段跳ね上げ式スクレーパを採用。運転席から計器パネルのダッシュボードまでの距離を従来機に比べ10%拡大し、運転席前スペースを広げたことで、立ち動作が簡単になるなど、使いやすさも向上している。
尚、販売目標は、2機種合計で年間200台を目指すという。
(編集担当:宮園奈美)