高速道路無料化社会実験区間 交通量1.6倍に

2010年06月29日 11:00

 国土交通省は28日午前0時から12時までの「高速道路無料化社会実験区間」(全50区間)での交通量増加率を発表した。実験前の6月21日の同時間帯(12時間で3800台)に比べ、6200台と平均で63%交通量が増加した。3倍を超える区間も出た。

 発表によると、100%以上の増加区間が19区間、50%から100%までが15区間、40%から50%増が6区間、30%から40%が3区間、20%から30%が2区間、10%から20%が4区間と0%から10%が1区間と44区間が50%以上の増加を見せていた。

 特に道東自動車道(音更帯広~池田)は2.88倍、舞鶴若狭自動車道(舞鶴東~大飯高浜)の2.89倍、推田道路(築城~推田)の3.05倍などだった。逆に伸び率が8%と少なかったのは青森自動車道の1.08倍だった。
(編集担当:福角忠夫)