住友ゴム、2010年度モータースポーツへのタイヤ供給計画発表

2010年04月02日 11:00

 住友ゴム工業 <5110> は、2010年度のモータースポーツ活動計画を決定し、このたびその具体的なプランの内容を発表した。

 まず、四輪モータースポーツの分野では、主力ブランドでもある「ダンロップ」でのタイヤ供給など幅広い活動を展開。国内で最も人気のある「SUPER GTシリーズ」を中心に活動し、「GT500」クラスにおいては、昨年に引き続き「EPSON NAKAJIMA RACING」と「LEXUS TEAM SARD」の2チームにタイヤを供給する。また、海外においては「ルマン24時間レース」への大会協賛及び有力チームへのタイヤ供給を行うことが決定している。さらに、「ファルケン」では、海外のレースを中心に参戦し、ドイツで開催される世界最大の参加型レース「ニュルブルクリンク24時間レース」やアメリカを中心に開催される「アメリカン ル・マンシリーズ」の参戦車両へタイヤの供給を行い、タイトル獲得を目指す。

 二輪モータースポーツの分野に関しては、ダンロップブランドでFIMロードレース世界選手権において、17年連続タイトル獲得の「250cc」クラスの後継として今年新設された「Moto2」クラスへワンメイクタイヤを供給。また14年連続タイトルを獲得している「125cc」クラスでも、多くの有力チーム、ライダーへのサポートを継続し連勝を目指す。さらに、国内レースにおいても、2年連続ダブルタイトルのシリーズチャンピオンを獲得した「全日本ロードレース選手権」、「全日本モトクロス選手権」における連続チャンピオン獲得と共に、「全日本トライアル選手権」のタイトルも狙い、3冠達成を目指していく方針だ。

 同社は、ダンロップブランドを中心に、今年も国内外において幅広いカテゴリーにタイヤ供給を行い、モータースポーツの発展に貢献していきたいとしている。
(編集担当:北尾準)