国の政策 民意を反映 1年前より6%上昇

2010年03月30日 11:00

 国の政策は民意を反映しているとする評価が1年前(2009年1月調査)に比べ6ポイント上昇した。逆に、反映されていないとする評価が7.6ポイント下がったことが内閣府の社会意識に関する世論調査で分かった。反映されていないとする評価は下がったものの、全体としては73.1%が反映されていないとしており、民意反映にはまだまだ努力が求められている。

 調査は社会や国に対する国民の基本的意識の動向を把握する目的で、今年1月21日から2月7日にかけて全国の20歳以上の男女1万人を対象に個別面接聴取方式で実施された。6214人から有効回答を得ている。

 それによると、全般的にみて、政策が民意を反映しているかどうかの問いに、かなり反映されている(1.6%)、ある程度反映されている(21.2%)を合わせると22・8%の人が反映されていると評価。昨年調査時の16.8%に比べ6%増加した。

 一方、反映されていないとの回答は、あまり反映されていない(55%)とほとんど反映されていない(18.1%)の合計で73.1%にのぼっていた。ただ、1年前(80.7%)に比べて7.6%減少していた。

 関連して、民意が「ある程度反映されている」「あまり反映されていない」「ほとんど反映されていない」と答えた人(5860人)に、民意を反映させる方法を尋ねた結果では、1位が「政治家が国民の声をよく聞く」(26.2%)、2位が「国民が国の政策に関心を持つ」(19.7%)。3位に「国民が参加できる場をひろげる」(16.7%)。4位に「国民が選挙のときに自覚して投票する」(15.2%)。5位に「政府が世論をよく聞く」(13.8%)というものだった。「マスコミが国民の意見をよく伝える」というものも5. 4%あった。
(編集担当:福角忠夫)