政府 月例の景気判断を下方に修正

2012年10月15日 11:00

 藤村修官房長官は12日の記者会見で、同日開いた閣議後の月例経済報告などに関する関係閣僚会議で、景気の基調判断を「引き続き底堅さも見られるが、世界景気の減速などを背景に、このところ弱めの動きとなっている」と下方に変更したと語った。

 藤村官房長官は今後の景気の先行きについては「欧州や中国など、対外経済環境の不確実性が高いなかで、世界景気のさらなる下振れや金融資本市場の変動などが日本の景気を下押しするリスクになっている」として「警戒感を持って注視していく必要がある」とした。(編集担当:森高龍二)