東芝はmicroサイズで最大容量16GBmicroSDHCメモリカードを来年1月から国内外で発売する。国内メーカーでは初めて。
また、8GB超高速SDHCメモリカードを12月に、16GB超高速SDHCメモリカードを来年4月に国内外で発売する。
新製品は、いずれも2GBを超える大容量を実現するために策定されたSDメモリカード規格Ver2・00に準拠した製品。
microSDHCは、メガピクセルカメラ、ワンセグといったアプリケーション側の大容量に対応し、アダプタを使用することによりSDHCに対応したスロット搭載のデジタルスチルカメラやDVCなどの機器にも使用できる。メガピクセルカメラ機能や音楽プレーヤー機能搭載の携帯電話で音楽データ(128kbps)をダウンロードした場合、約270時間分。ワンセグ(312kbps)では約110時間分の保存が可能になる。
SDHCメモリカードは、データ転送速度・SDスピードクラスはクラス6の超高速タイプで、デジタルスチルカメラの連写モードやDVCなどでの動画撮影等にも対応できる。最大書き込み速度約20MB/秒。
「携帯電話やデジタル機器は、高画素カメラ撮影や動画データを保存する大容量メディアが必要とされています。microSDHCは携帯電話向けを中心に、SDHCメモリカードは動画や高解像度画像を扱うデジタル機器向けに、普及拡大が見込まれており、大容量、高速サイズのラインアップを拡充することで、市場のニーズに応え、販売強化につなげたい」としている。