秋の気配とともに、おでんの季節が近づいてきた。そのおでんに欠かせないのが「ダイコン」。タキイ種苗はおでんなどの煮物、サラダや浅漬け等に適した青首ダイコンの新品種『白肌美人』を今月から市場に出した。この品種、食味が肉質緻密で歯切れがよく、甘みがあっておいしい。
タキイ種苗によると、白肌美人は、(1)中間地9月上旬まきの露地栽培では、播種後約60日で根長36cm、根径8cm程度に成長。(2)葉は小葉、根長はやや短めの総太り型で尻詰まりがよい。(3)青首の色と肌の白さのコントラストが美しく、肌のテリ・ツヤが良好。(4)食味は肉質緻密で歯切れよく、甘みがあっておいしい。(5)ダイコンの生理障害の一つである乾燥や過湿で発生するヨコシマ症に強い、などの特長がある。小袋20ml入り 525円(税込)。
「秋が深まると気温の低下とともに、糖度が高まることで食味のよさがさらに引き立ち、品質重視の直売所や家庭菜園におすすめ」と(同社)。自ら育てたダイコンをおでんに入れてみるのもひとつの楽しみ方だろう。