親が老けたと思うのは・・

2008年09月01日 11:00

 「おやじ老けたなぁ」「おふくろ、老けたなぁ」と感じる時っていつですか。毛髪クリニック リーブ21が「現代人の家族観」アンケートで調査した結果によると、親の「白髪を見て」というものが、最も多く、体の変化では「記憶力の低下」、性格の変化では「温和になった」などに、親の老けを感じていた。少し痴呆のかかった高齢の女性が口紅をつけたり、髪を染めたりして化粧すると記憶力や気力など、若さを取り戻したという話もあり、白髪や外観上の変化が自他ともに与える影響の大きさを窺わせる結果になっていた。

 この調査はリーブ21が「現代人の家族観」に関するアンケートの中で「髪の変化」・「体の変化」・「性格の変化」に分けて実施。

 体の変化では、男女とも、「記憶力の低下」(男性40・6%、女性45・6%)を感じた時に老いを感じる人が最も多く、次いで「足腰が弱くなった」(男性36・9%、女性31・1%)「病気がちになった」(男性12・7%、女性16・5%)が続いた。

 髪の変化では、男性(47・7%)、女性(60・6%)ともに「白髪を見て老けたと感じる」人が最も多く、次いで「薄毛」(男性35・8%、女性28・6%)「艶」(男性6・3%、女性11・3%)があがっていた。

 性格の変化では、「温和になった」(男性38・5%、女性31・6%)。その一方で「頑固になった」(男性22・6%、女性29・4%)もあり、性格など様々な要因で温和になったり、頑固になることが伺えた。

 調査結果から同社では男性は「見た目(親の外見)で」、女性は「中身(記憶力の低下など)」で、より親の老化を意識しているのかも知れませんと話している。アンケートは2月29日から4月4日まで、インターネットで実施。男性1067人、女性1097人から有効回答を得た。回答者の年齢は0~10代31人、20代535人、30代818人、40代458人、50代248人、60代以上74人だった。