スピーディに総合対策の実行を

2008年09月01日 11:00

 政府の「安心実現のための総合対策」に対し、御手洗冨士夫日本経済団体連合会会長は「わが国経済を一刻も早く回復軌道にのせるために、緊急避難的にあらゆる政策手段を結集しなければならない。政府・与党のリーダーシップにより、総合的な対策が取りまとめられたことを評価したい」と総評としては評価する発言を行った。

 その中で、御手洗会長は「厳しい環境にある中小企業の資金繰り対策、疲弊する地域経済の活性化策、国民の生活不安に対応した物価対策や医療・年金・介護の強化など、目配りが効いた内容になっていると思う」とした。

 その上で「スピード感をもって施策を実行に移すとともに、構造改革を推進し、国民の閉塞感の解消につなげてほしい」とスピーディな対応を求めた。