CO2排出量を半減したポリエチレン袋

2008年08月28日 11:00

 千趣会は、消費者にカタログを届ける祭、梱包に使う包装材を環境に配慮した環境配慮型ポリエチレン袋に8月28日から切り替える。

 環境配慮型ポリエチレン袋はポリエチレンなどの樹脂にナノハイブリッドカプセル2を添加し、フィルム素材の厚みをこれまでより37・5%から最大50%削減した。

 この結果、フィルムの燃焼時の二酸化炭素排出量を約50%削減できたほか、強度向上などの効果もでた。

 同社ではカタログ発送のための袋を使用しており、試算では年間約350トンものCO2を削減できることになる、としている(同社比、理論値)。さらに今後は、カタログだけでなくベルメゾン商品の容器包装にも順次導入し、改正容器包装リサイクル法で求められた包装材削減につなげていく方針。