随意契約は本年度中に競争性のないもの全廃を

2008年07月04日 11:00

 各省庁の無駄遣いを総点検していた自民党の無駄遣い撲滅プロジェクトチームは「第1次緊急とりまとめ」を行い、福田康夫総理に提言した。随意契約については本年度中に競争性のないものを全廃するよう提言しているほか、居酒屋タクシーなどで問題になったタクシー利用についても、使用時間管理のための記録を残したうえで、利用する場合、深夜0時半以降に限定するなどを求めている。

 今回調査対象となった経費は、レクリエーション経費4億円やタクシー代80億円、広報経費486億円、委託調査費993億円、公益法人への支出6276億円、独立行政法人への支出3兆7292億円、随意契約3兆9632億円で、現在執行中の今年度予算の厳格化と来年度の予算編成作業に反映させるよう求めている。