はとバスは、同社創業60年を記念した旗艦事業と北海道洞爺湖サミット開催を応援するため、日野自動車の大型観光系ハイブリッドバスを6月下旬に導入し、7月19日から都内定期観光コースで運用する。
「グリーン購入法施行から7年。ユーザーが価格、品質、利便性の他、環境にも配慮した製品やサービスを購入条件に加える消費傾向が高まる中、環境負荷の小さい車両へのニーズ拡大の兆しがあり、グリーン購入基本原則に対応した経営が必要となってきた」と導入の経緯を話す。
導入する日野自動車セレガハイブリッドは平成17年(新長期)排出ガス規制に適合しており、国土交通省低排出ガス重量車「NOx・窒素酸化物&PM・粒子状物質10%削減」の認定を受けている。特にPMは規制値に対して50%低減を実現。同時に平成27年度燃費基準も達成している。また、日野自動車独自のパラレル方式ハイブリッドシステム(エンジンとモーターの駆動力を切り換えて、または一方の動力が補完しながら車両を走行させる方式)が採用されており、内燃機関(エンジン)車と比較し、窒素酸化物、炭化水素、一酸化炭素、二酸化炭素の排出量が大幅に削減される。