岡山の中学生 きょうから3日間職場体験

2008年06月11日 11:00

 岡山県内の中学生がきょうから3日間、みつばち産品で知られる山田養蜂場で健康食品やはちみつについて学ぶと共に製造や養蜂を体験する。

 これは職場体験を通じて、働くことの喜びや将来への夢を育ててもらおう、と山田養蜂場が教育支援の一環として、地元中学生を対象に2002年から毎年、職場体験の受け入れを行っているもので、きょう6月11日から13日までの3日間と6月18日から20日までの3日間の期間で実施する。

 きょうからの3日間は久米中学の男子2人が、18日からの3日間は鏡野中学の男子4人と女子2人、冨中学の女子1人が同社の商品を一緒につくったり、梱包することになっている。

 きょうは午前中に同社文化広報室の担当者から施設の中を案内され、健康食品などの製造ラインや同社の企業理念などを学習。午後からは、現場の指導のもとで、実際の製造ラインに参加する。あす、6月12日には商品の出荷ラインに参加。午後からはプロのコミュニケーターの応対に触れ、仕事の楽しさとプロの世界の厳しさや責任の重さを学ぶ。最終日は養蜂体験も予定している。山田養蜂場では、これまでに通算30人の中学生を職場体験で受け入れている。