建設業許可業者 3年間で5万業者以上減少

2008年05月16日 11:00

 国内での建設業許可業者は今年3月末現在で50万7528業者と、昨年同月に比べ1万6745業者、率にして3・2%減少していることが5月14日までに国土交通省のまとめた建設業許可業者数調査で分かった。

 平成12年3月末からの比較では9万3452業者、率にして15・5%の大幅な減少になっていた。また、減少は平成17年以来、3年連続。この3年間に6万515業者が新規参入したものの、11万5648業者が廃業などで姿を消したことから、5万5133業者が減っている。工事量の減少と競争激化で倒産や廃業に追い込まれるケースも多い。また、小資本や個人といった業者の多い業界だけに体力の弱さも影響している。

 業者の資本金別規模構成をみると、1000万円以上2000万円未満の法人が25・9%と1番多く、資本金300万以上500万円未満の法人(24・0%)、個人(20・9%)、500万円以上1000万円未満の法人(12・4%)が続く。2000万円未満の事業者が全体の83・8%を占め、資本金3億円未満の法人、個人を合わせた中小企業は業者全体の99・4%にのぼっていた。資本金が100億円を超える大企業は408業者で業界の0・1%に過ぎない。奈良県では6081業者のうち3315業者(54・5%)が個人業者で占められ、資本金1億円未満の事業者でくくると99・8%にのぼっていた。