ゴールデンウイーク中、交通事故死最多の県は

2008年05月14日 11:00

 警察庁がまとめた今年のゴールデンウイーク中(4月26日から5月6日の11日間)の交通事故死者数は161人と前年同期に比べ7人増えた。年齢層では65歳以上の高齢者が74人と45・9%を占め、前年同期に比べ10人増加した。また、若者は25人と前年同期で同じだった。行楽者が当事者になった死亡事故は34件、39人と前年同期で7件、3人減少した。

 一方、負傷者は2万3500人と前年同期で2726人減少、交通事故の発生件数も1万8736件と前年同期より2042件減少した。

 事故発生のうち、自動車乗車中が37・9%と最も多く、次いで、歩行中が25・5%、二輪車乗車中が23・0%、自転車乗車中が13・0%だった。死者が10人以上の都道府県をみると、栃木、愛知、大阪。逆に死者0だった都道府県は山形、石川、奈良、徳島、高知だった。

 また、飲酒運転による交通事故発生は前年同期の268件に比べ半減していたが、それでも113件発生していた。うち3件は死亡事故で、4人が亡くなり、162人が負傷していた。