ローソン、第2四半期連結は過去最高の数字を記録

2012年10月04日 11:00

 大手コンビニチェーンのローソン<2651>は3日、平成25年2月期 第2四半期の連結業績を発表した。営業収益は2,489億63百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は345億54百万円(同6.1%増)、経常利益は342億60百万円(同5.1%増)となり、四半期純利益は前年同期に計上した資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額や東日本大震災に起因する災害による損失の反動で、特別損失が前期に比べ121億17百万円減少したこともあり、前年同期に比べ89億円増加し、178億61百万円(同99.3%増)となった。

 第2四半期連結累計期間において同社グループは、グループ企業理念「私たちは”みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」の具現化を目指し、近くにあっていつでも生活必需品が揃う「社会的インフラ」としての機能をより強化する施策を実施。共通ポイントプログラム「Ponta(ポンタ)」のカードデータ分析をベースに業務改革「PRiSM(プリズム)」を推進し、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)と、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)を進め、地域のニーズに合った品揃えの実現を目指したことが、過去最高の好調決算に繋がったようだ。

 また、通期の見通しについては、上海をはじめ一部海外の売り上げが計画を下回ったことから、従来の5030億円から5010億円(前期比4.6%増)に下方修正している。