警察庁は平成24年での警備業の概況を18日発表した。昨年12月末現在で9091業者と前年に比べ33業者(0.4%)増加した。警備業法を施行した昭和47年11月当時(775業者)に比べると、この40年で11.7倍になっていた。
警備員数は53万6935人で前年より5824人増加。警備業法施行当時に比較すると13倍に増えた。警備員の雇用形態では常用が43万9410人で前年より7964人増加。臨時は9万7525人で前年より2140人減った。警備員のうち2万6948人が女性警備員で、全警備員の5%を占めた。警備業者では警備員1000人以上のところが26者で全体の0.3%。最も多かったのは5人以下の2239者で全体の24.6%だった。
なお、一般社団法人全国警備業境界が7927業者を対象に調査した売上高は総額で3兆1987億4773万円だった。(編集担当:森高龍二)