さきの自民党総裁選挙で党員票の過半数を得た石破茂元防衛大臣が党幹事長に就任することになった。安倍晋三総裁が重要ポストでの処遇を総裁選挙の結果を踏まえて表明していた。
また、地方の自民県連も石破氏が党員票で過半を得ながら、決選投票では地方の意向が反映されずに国会議員のみで総裁が決まることに不満の声があがっていた。
こうした背景から、地方の意向を反映させるには石破氏を幹事長ポストに置くことが最も地方の協力を得る体制固めになると考えたと思われる。
自民党は次期総選挙で安倍総裁、石破幹事長の顔で政権奪回を狙う。また、党役員の陣容は28日に決まるもよう。(編集担当:森高龍二)